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受験体験記



 後から続く受験生のためにも、当教室から進学した生徒や保護者の方に「受験体験記」の投稿を任意でお願いしています。 受験生の、努力、つらかった事、嬉しかった事、悲しかった事、成功した事、失敗した事、全てに意味があり、全てに尊い価値があります。 これを読んだ次の受験生の何か琴線に触れてくれれば、という思いで編纂しました。
育理の杜 林 正繁
尚、頂いた原稿文は一文字も変えないでそのまま掲載しております。




投稿者:Y.T さん(生徒)
中学受験
最終コース:YTnet-Bコース
進学校:普連土学園
  これまでをふり返って

 四、五年生のころはあまり覚えていません。
六年生になると過去問や一日三題(計算問題)をやるようになり、とても大変になりました。 学校の友達と遊んでいる時も、まだ宿題が終わってないなどと考え、思いっきり遊べなかったので嫌でした。 私は一回、合不合判定テストで合格率が三十%になってしまったことがありその時は、本当に受かるのかな?と 思っていたけれど今ふり返ると、それがきっかけでがんばろうと思えたんだなと思います。 お母さんから、あと百日だよ! と言われてもあまり実感がわかずきんちょうしませんでした。

 一月になり、実際の試験時間と同じ時刻で過去問題を解くようになりました。以前解いたことがある年の 過去問なのに前と同じ点数だったので悔しかったです。そのころテレビやアイパットなどのゲームを たくさんしていたのでお母さんに怒られて、禁止されました。その時からあともう少しで受験なんだ、 このままじゃ受からない、もっとがんばらなくちゃと思うようになりました。塾の日、普通は行くまで テレビを見たりして休けいしていたけれど自分から歴史の用語の復習をしたり、かべに覚える物をはったりして、 少しでも合格に近づくために努力しました。 受験前最後の塾や学校では先生や友達にたくさんの応えんの言葉をもらいとてもうれしかったです。

 受験当日。やれることはやったと思っていたのでそこまできんちょうしませんでした。 試験が終わって家に帰るまでの間、全力を出し切ったので絶対合格する! と思い、ワクワクしていました。
 入試結果を見た時、二年生の時からすっと行きたかった普連土学園に行けるんだ! ととてもうれしくなりました。 今まで大変だったことはたくさんあったけど、行きたかった学校に行くことができるので、受験をしてよかったなと思います。
後日談:
小学2年の時、お姉さんの学校説明会についていった普連土学園をとても気に入り、その後6年生までこの学園の行事全てに参加し、 他の学校には目もくれず、第一志望校を変えることはありませんでした。 全ての人が「望めば叶う」訳ではありませんから、本当に貴重な経験ができてよかったですね。
全6回の合不合テストでは合格率が30%〜80%の範囲で変動するので、入試は2月4日まで覚悟するように! と秋から檄を飛ばし、 2月1日夕方に当日の入試問題を持ってきた時も、「明日の試験も頑張るように」と話したばかりでしたから、夜の合格報告の電話は私も大変驚きました。
大好きな学校で積極的に生活を送ってくれることでしょう、おめでとう(^^)。 林


投稿者:K.T くんの保護者さま
中学受験
最終コース:YTnet-Sコース
進学校:浅野
  息子の受験生活

〈 4年生 〉
標準的なスタート時期である3年生の2月から受験生活が始まりました。
この頃は、スイミング・習字を続けていましたが、スイミングの日以外はすべてお友達と遊んでいました。塾のある日も 授業開始30分前まで遊び、帰宅しておやつを食べて急いで行くという感じでした。夏などは、汗だくになって遊んでくるので 、シャワーに入り、まだ髪がぬれている状態で塾に行く感じでした。

先生にいただいた、予習・教室(授業)・復習でやることの表を見ながら家での勉強をしました。週の始めに、専用のカレンダーに 毎日の予習、復習のToDoリストを書き込み、終了したら線をひいて消すように教え、実践してきました。最初の一ヶ月は一緒に 書いていましたが、徐々に自分で計画を立てられるようになりました。この頃の予習、復習の丸つけは、私がやっていました。

土曜日の週テストは五才違いの娘と遊ぶ時間を多くとりたいという理由もあり、四谷大塚の進学クラブに申込み、家でテストを行っていました。 4年生のうちは、金曜日にテストが届いていたので、金曜の夜にテストを済まし、土日で旅行に行く、というようなこともしていました。 進学クラブは、テストをする日時の自由はありますが、塾で受けるのと違い、緊張感がないので、テストの途中にトイレに行ったり、 時間が余ったら遊んでいたり・・・とビックリするようなことも多々ありました。

4年生の7月からは通常の授業に1コマ分プラスして算数の時間を多くしていただきました。男子上位校をめざすなら、算数は大切で、 早いうちからの積み重ねが必要だと林先生にアドバイスをいただいたからです。これにより、算数の応用問題にも手がつくようになりました。

〈 5年生 〉
勉強も本格的になり、習い事を少しずつ減らしていきました。遊びも週2日ぐらいになりました。成績は、CコースかSコースを維持することが できましたが、国語は他の科目に比べて点数の低いときが多くありました。林先生の分析により、物語文の読解、特に感情に関する部分が 苦手だということで、特別な課題を与えて下さいました。週1回、この課題をこなすことにより、「行間を読む技術」以外にも「要約や記述の技術」も 少しずつ上達していきました。得意な算数は、実践問題を毎日解く課題をいただき、さらに好きになっていったようです。

〈 6年生 〉
今まで素直にやってきた息子も、自分のペースで勉強したいと言いだし、ほとんどすべてを自分でこなすようになりました。合不合テストも 良い結果でしたが、夏休みの後半ぐらいから、成績が穏やかに下がりはじめて、9月の合不合テストでは第一希望の学校の合格率が40%となってしまいました。 林先生に急遽面談をしていただきました。そこで、疲れているから、休息と勉強のメリハリをつけるようアドバイスをいただきました。 それから一ヶ月後、成績が上昇し、10,11,12月の合不合ではすべて80%の合格率をとることができました。

〈 受験直前期 〉
通常のカリキュラムの他に過去問をやる時間が必要になりました。それでも息抜きをした方が良いというアドバイスを信じ、塾のない週1回だけは 友達と遊んでいました。先生のおっしゃる通り、息抜きをしてきた方が、過去問に集中して取りくんでいました。志望校は記述問題が多かった為、 家で解いた問題でも記述の部分は特に指導していただきました。

1月に入ってからは、家では漢字や言葉の問題の復習に力を入れました。苦手な国語の点を少しでも上げる為です。(1)日々の授業や季節講習で受けた漢字テスト (2)4科のまとめの、ことわざ・慣用句等(3)逗子開成対策にやっていただいた漢検4級、これらで息子ができなかったものだけを一冊のノートに書き出して 作っていた専用問題集(?)を、少しずつこなしていきました。息子のやる気を上げる為、家族で対戦したりもしました。

直前2週間は、社会の基本問題を早押しクイズのように出題する時間を作り、リラックスしながら勉強できるようにしました。 この早押しクイズは、受験期間も続けました。

〈 最後に 〉
林先生のもと、とても恵まれた環境で勉強をすることができ、とても感謝しています。 育理の杜で学んだことにより、第一志望合格だけでなく、これから先も自力で学べる力を付けることができたと思います。 3年間、本当にどうもありがとうございました。
後日談:
この体験記を読んで、ご家庭での細やかな学習フォローを感じることができました、お母さん凄いです! また、4年生から「やり直しノート」を 自主的に作成され、算数・漢字・理科の当日授業で間違えて解説を受けた問題を、コピーして貼り付け自力で家でやり直しし、次の授業時の提出を欠かしませんでした。 これはとても良い方法ですね。他の方の手本となります。
休息とメリハリに関してのお話がありました。中学受験は10才ほどのお子さんが3年間という 長期間を一定のペースで学習を継続する大変な作業です。ともすれば大人は、「頑張れ」と子供に願望的な学習量を与え、消化することこそが正しいと考えがちです。 しかしそこにあるのは、周囲の大人の、見えない到達点に対する焦りと不安です。子供本人が長期間継続可能な環境作りをする事、それが大切という立場でお話をさせて頂きました。
「学問に王道なし」3年間コツコツ着実に努力し、平常心で2月1,2,3日を迎えることが実践できたK,Tくんを大変誇りに思います。希望の中学で、きっと自主性を持って楽しい時を過ごしてくれることでしょう。 (^^)。 林


投稿者:S.Y さん(生徒)
中学受験
最終コース:YTnet-Cコース
進学校:横浜共立学園
  合格への道

 私の中学受験生活は五年生から始まった。姉が私立中学に進学していることもあり、
「私もやってみたい。」
という気持ちがわいた。そして初めての授業の日。想像以上に勉強は難しかった。 でも、先生が分からないところを丁寧に教えてくださり、本当に嬉しかった。
 そうこうしている内に時は流れていた。六年生。五年生の時とは違う緊張感が生まれ、私の心の中も複雑な気持ちになっていた。 勉強量も問題の難しさも一気に上がり、私の成績は下がっていった。 落ち込んでいる私に先生は、はげましの言葉をいくつもいくつもかけてくださった。そのせいもあって、
「次は絶対に良い点を取ろう。」
と決意した。頑張りは報われて一つ上のコースへいくことができた。
 そして、入試当日。体調は万全だったが、やはり緊張は消えなかった。試験会場に着くと、自分自身に気合を入れた。 しかし、試験が終わるとさらに不安は増した。が、できるだけ自分を信じた。結果発表は母に見に行ってもらった。 不合格だった。ショックだったが、へこたれずにB試験で絶対に合格を勝ち取ろうと思った。
 二月三日。いよいよだ。今までに学んだ全てを出し切って臨んだ。結果は合格だった。 この十二年間で一番嬉しかった。
 「合格」という二文字をつかむために始めた中学受験。本当にやって良かった。 私の中学受験が成功したのは「育理の杜」の林先生のおかげだ。受験を経験して「あきらめない心」を学んだ。 二年間ご指導してくださった林先生、支えてくれた家族、感謝の思いを胸に、ありがとう。
後日談:
こちらの生徒さんは、YTnetコースではBとCを行ったり来たりで、Bコース在籍期間の方が長かったと思います。 それでも、最後の組み分けで再びCコースに上がり、第一志望校の合格も勝ち取られました。 このガッツと勝負強さには本当に頭が下がるばかりです。
合格のご挨拶と投稿原稿をお持ちいただいた際に、お母様がおっしゃったお話の中で特に印象に残っているのは、
「普段感情を表に出さない子が、自分の番号を掲示板に見つけたとき、走り回って喜んで、そんな姿を初めてみました。」と 「制服の採寸の時に、『これが着たかったんだ。』と言っていました。」という二つでした(^^)。 林


投稿者:Y.M さん(生徒)
中学受験
最終コース:YTnet-Cコース
進学校:東洋英和女学院
  私の合格体験記

Q. 自宅学習の時間
A. 塾が無い日で、四年生の時は二時間程度。五・六年生になると三時間程度に増えました。 塾がある日は勉強しませんでしたが、寝る時にその日勉強したことを思い出すようにしていました。
Q. 第一志望の選び方
(A.) 偏差値にこだわらず、自分に一番合った学校を選びました。 私の場合は、小さいころから習っているバイオリンと勉強を両立させたい、という思いから選びました。
Q. 受験期の息抜きやしゅみ
A. バイオリンのおけいこ、ペットの世話、テレビはNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」、「ニュース少年探偵団」などです。 特に「ニュース少年探偵団」はくわしくニュースを解説してくれるので、時事問題対策にも役立ちました。 一年生の終わりから読んでいた小学生新聞も、息抜きになってよかったです。
Q. 直前期の過ごし方
A. 入試一週間前から、八時間すいみんをこころがけました。 試験前日だけ、当日と同じ朝五時半に起きました。 週末を利用し、三回入試と同じ時間で過去問をやりました。 小学校には一日も休まず行き、休み時間は友達と体を動かして遊びました。
Q. 育理の杜の良い所
A. *習い事をやめずに受験できるところ
  *理科や社会の時、林先生オリジナルのDVDを見せてくれたり、わからないことがあるとその場で インターネットで検索してくれたので、理解が深まりました。
  *林先生が、遊べる時には遊びなさいと言ってくれたので、思いっきり遊べました。
★最後に一言
この三年間受験勉強と習い事の両立は大変でしたが、それを乗りこえることができ自信につながりました。 支えて下さった林先生ありがとうございました。
後日談:
こちらの生徒さんは6年生の前半時、別の学校と第一志望校を迷っておられ、何度も説明会や学園祭に足を運ばれて確かめていました。 そして夏には生徒さん自身で学校を決定し、9月からは迷うことなく対策に励み、二月一日合格率80%の通り一発で合格を決め、中学受験を完了されました。 偏差値以外の部分も学校決定の大切な要素であるとお伝えしてきたことを実践され、私も大変嬉しく思います。
この投稿原稿を書くのに、書きたいことがいっぱいありすぎて、何度も書き直しをしてくれたようです。 結局「Q&A方式になってしまいましたがいいですか?」 と持ってきてくれましたが、なかなか、 読んでみたら分かりやすくて、これも有りだな〜と感心しました(^^)。 林


投稿者:I.T くんの保護者さま
中学受験
最終コース:YTnet-Aコース
進学校:日本大学(日吉)
  親子でがんばった四年間

 塾に通い始めたのは、三年生の春からでした。 中学受験に備えるために、まず慣れてもらおうと大手塾と提携している塾を探しました。 三年生の間は同じ塾に通う上級生とも親しくなり、楽しく勉強を続けることができました。 三年生の二月から週テストが始まり、毎週土曜日に鶴見市場の先生のお宅へ通うようになりました。
 四年生になると組み分けテストや学力判定テストも始まり、少し緊張感がでてきたように思います。 塾では漢字検定にも挑戦しました。 本人はとてもマイペースでしたが、試験の成績表で得意分野と不得意分野がわかり、きめ細かくアドバイスしていただきました。 四年生の間は習い事を続けていたので、学校の友達と遊ぶ事ができず、忙しく過ごしていました。
 五年になってからは、宿題が終わった時だけ遊びに行っていました。 高学年になるにつれて塾の帰りが遅くなりましたが、家が近くでしたので自宅に帰ってからゆっくり夕食をとることができました。
 六年生になるといよいよ合不合判定テストが始まりました。 実際に中学校に行って受験することができ、本番のための良いリハーサルになったようです。 親も本校の先生から受験のための心得を直接聞く事ができ、とても参考になりました。 また、四谷大塚主催の入試報告会や学校説明会は大変役に立ちました。 合不合判定の結果に一喜一憂していましたが、WEBを見て復習していました。 先生にも叱咤激励していただいたり、 「男の子は入試直前に大きく成長する」という本校の先生の言葉を信じて何とか乗り切りました。
 九月に入り、日曜講習が始まり過去問題に取り組み始めました。 また、文化祭にも積極的に出掛けました。 志望校は学校の教育方針や本人がやりたい部活がある学校を先生と相談して決めました。 苦手な分野を克服するために、先生から課題が出されていました。 宿題の量も増え、親子で寝不足の日々が続きました。 週テストでは頑張って何回か名前が掲載されたこともありましたが、合不合判定ではあまり良い結果が出ず、先生と相談して 第一志望の学校の他に三校受験することに決め、願書を出して準備していました。 もしかしたら長期決戦になるかもしれない――そんな不安がよぎりました。
 最後の日曜講習が終わると先生からメールが届きました。 苦手だった国語の過去問題の点数が、今迄で一番良かったそうです。 これで少し希望が持てました。

 いよいよ入試本番の日を迎えました。先生からいただいたお守りをしっかり持って家を出ました。校門近くでは(他の)塾の先生たちが 旗を持って激励に来ていました。
 「緊張している?」と質問すると
 「あまり」と答えたので
 「いってらっしゃい!」と最後に声を掛けて別れました。 控室で待っていると時の経つのがとても長く感じられましたが、これも親の試練だと思いました。 試験開始の合図のチャイムが五分遅れて鳴るというハプニングもありましたが、本人は落ち着いて試験に臨んでいたそうです。 午後から他校の入試も受験してその日は無事に終了しました。
 午後八時からのインターネット発表を待つ時の方が、親子でドキドキして落ち着きませんでした。予定の時間より少し早めに ホームページを開くとすでに結果が発表されていました。 本人が最初にちらっと画面をのぞき、そわそわしていましたが、何度も受験番号を見て合格しているのを確認しました。
 「やったぁ!」
 「おめでとう!」家族で喜びました。 残念ながら第二志望の学校は不合格でしたが、一発で第一志望の学校に合格することができ、先生に喜びの報告をしました。 本人の努力が実を結び、本当に良かったです。ありがとうございました。
後日談:
こちらの生徒さんは、得意科目と苦手科目がとてもハッキリ分かれていたので、合否は苦手科目の出来次第と、 入試直前一月の苦手科目の授業では、基礎事項の充実に専ら時間を割き、本人もより一層の最後の努力をしていました。 保護者の方が書いておられたように私も長期戦を覚悟し、二月一日の試験問題を当日夕刻受け取り、後日入試に備えておりました。 ところが、呆気なく一発合格という「うれしい報告」で入試はたった1日で終了。本当に私を驚かせてくれました!
この投稿を読んで、普段は口にしなかったけれど寝不足になるほど頑張っていたこと、を知りました。 その努力に結果はついてくるんですね、おめでとう!(^^)  林


投稿者:匿名 さん(生徒)
高校受験
進学校:公立横浜国際高校
  驚きと喜び

 「合格」。
封筒からゆっくりと取り出した紙にはその二文字がありました。友達同士で泣いて喜び合っている人がいる中、私は固まってしまいました。 2分近く見ていたと思います。なぜなら信じられなかったからです。喜びを感じる前に私は驚きでいっぱいでした。

 私は小学6年生のころから志望校を決めていました。通っていた英会話の先生からすすめられて、とても良い学校だと思い、入学したいという気持ちができました。

 それから中学校に入学し、常に上位にいたいという強い意志も持っていたので、学校の授業は誰よりも真剣に聞いていたし、家に帰ってからも復習はよくしていました。 テストが近づいてくると、二週間前から普段の授業の復習プラス、テスト用の勉強もして、テスト対策はバッチリでした。

 2年生にあがり、内容も難しくなってきて、ついていけない教科が目立ち始めました。私は、数学と理科が苦手だったので、わからないところも多くありましたが、 わからないことはわかるまでやる、そして誰かに教えてもらうことで、多少のカバーはできました。
そんな風に努力してきたことで自分の位置を保ち続けていましたが、2年生の後期に入り、少しずつ焦りを感じるようになりました。ちょうど受験について みんなが意識し始めた頃です。今まで勉強など一切してこなかったような人たちも、熱心に授業に取り組むようになったのです。これまでカバーしてきた 数学や理科は、わからないところがどんどん増え、もうカバーしきれない状態でした。

 3年生になって、模試を初めて受けてみて自分の実力の無さにこのままではダメだと思い、もっと本気でがんばると決断しました。 しかし、いざやろうと思っても、何をすればいいのか、何を勉強すればいいのかわかりませんでした。 たくさん家で勉強するために早く帰ってきたりもしましたが、机の前に座ってもなにをすればいいかわからず、ただボーッとして時間をムダにするような生活がほぼ毎日でした。
学校や塾でアドバイスをきき、徐々に自分のやるべきことが見えてきましたが、模試の点数が上がらないことや周りの友達がどんどん実力を つけていくことに、不安が増えました。本当にこんな点数で受かるのだろうか、みんなよりもやっているのにどうして。そんなことばかり思って、模試の度に 泣いたのを覚えています。
模試の結果は、初めは圏外でした。そこから努力圏には入りましたが、それもギリギリで、合格圏に入ったことなんて1度もありませんでした。 努力圏から抜けれない私は90%志望校をあきらめていました。勉強も、わからないところだけピックアップしてやろうと思いましたが、あまりにも多くて、 ガムシャラに家にある問題集と過去問を解くということしか、切羽詰まった私にはできませんでした。
結局、最後まで努力して勉強した結果は努力圏のまま最後の模試が終わりました。

 きっとダメだろうなと思いつつも、今までこの日のためにがんばってきたんだから、自分ができる最大限の努力をしようと考えて入試当日挑みました。 最後の最後まであきらめない気持ちはまだ持ち続けてはいました。

 私のような勉強の仕方は結していいとは言えないし、ほぼあきらめていたのは事実です。でも、最後までがんばるということは思い続けていたし、ダメだとしても がんばることに意味がある、という風に考えていました。周りの人たちの励ましの言葉が常にあったから、がんばれたのだと思います。
 私の場合、勉強するのを抜かしてしまった部分も多くありますが、どんな形式で出題されても、とけるようまんべんなく勉強することが必要だなと思いました。
 また、本番と模試はちがうので、模試の点数をうのみにせず、自分を信じて努力し続ければ、きっといい結果につながると思います。

 志望校に合格できたことは驚きでいっぱいだった、と言いましたが、今はそれ以上に嬉しさでいっぱいです。くじけそうになったけど、がんばることが成功につながって嬉しいです。

(読点と改行を付け加えさせて頂きました。)
後日談:
苦労を赤裸々に書いて頂き、きっと後進の生徒の参考になると思います、ありがとうございます。
こちらの生徒さんは、匿名を希望されているので詳細は述べられませんが、本文中の通り、 とにかく「真面目」に「ストイック」に普段から生活していましたので、学校の内申はきちっと揃えられていました。まずそれは、素晴らしい事です。その上で、 模試の結果が思うようでなかった事も、思ったように計画通り生きることができない事も、全てが完璧な人はいませんし、またそれが人ではないでしょうか。 焦って、もがいて、工夫して、突き進んだ道を、はたと振り返ればそれがたった一つの「あなたの人生」ですから、悔いなく思うようにやってみた事はとても価値のあったことでしょう。 合格するべくして合格した! というのが、私の感想です、本当に「おめでとう(^^)」。 林



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